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チャリ

自転車って、私の学生時代は生活必需品でした。

特に高校は自転車通学だったので、学校へ行くのも塾へ行くのも遊びに行くのも、いつも自転車が私の面倒を見てくれていました。

 

ただ、その自転車が今、都会の方ではあまり乗られていないとのことです。
スポーツバイクが流行っているからこそ、2極化しているとのこと。
良いチャリを持っているか、そもそも自転車に乗らないか。
まあ、確かに公共交通機関がこれほど発達すると、電車に乗せられない自転車はお留守番の機会が増えちゃうのかもしれないですね。
今「安いママチャリ」というのが絶滅危惧種の様で、一万円以下のママチャリなんて今は売っていないみたい。

逆にスポーツバイク系や電動アシスト付きはどんどん新しいのが出て進化しているみたいです。

 

 

そんな自転車の歴史を今日は振り返ってみます。

昔の自転車ってどんなイメージですか?
こんなイメージ無いですか?

 

実はこれ、最初の自転車ではなく、進化した3代目の自転車なんです!

 

 

最初に開発された自転車は、今で言うストライダーのような地面を蹴って進むタイプでした。

馬車屋さんが作ったそうです。
ただし、これは貴族のおもちゃとして使われていたようで、値段的にも庶民はとうてい手の届かない代物だったそう。

 

あるとき、この蹴って走るタイプの自転車に「下り坂で足を休める足置場が欲しい」と注文した人がおり、エンジニアがこの足置場を回せば推進力として使えるのでは?と思い発明したのが1861年、ペダルを付けた自転車が生まれた瞬間です。
このペダル付自転車は今のようにチェーン駆動ではなく、前輪に直接ペダルがつけられそれを回すような構造でした。

 

やがてこの自転車でレースが行われるようになり、速度を求めてどんどん前輪が大きくなっていきました。
これによって、我々がイメージする古い自転車が出来上がりました。

ただこの自転車はとても危険でした。
大きくなった前輪の上に乗るような形になる為、転倒したときに高いところから落下し大怪我をする可能性もあります。

 

 

ということで、ここから更に転倒の際に危なくないよう低重心の自転車を開発していきました。
小さい力で動かすことが可能なチェーン駆動や、ペダルを回していない間も車輪が回るラチェット機構も備え、ついに現在の形に完成しました!
構造で言うと後輪は駆動の為に、前輪は操舵の為にあるような形になっています。

 

最近は自転車のルールがかなり厳しくなりますます乗りづらくなったとも言われていますが、ルールは実は昔から変わっていないんですよね。
罰則が厳しくなっただけで。

ルールを守っていた側からすれば、益々過ごしやすくなったんじゃないかと思います。

チャリも車も歩行者も、交通ルールを守って素敵な夏休みをお過ごしください!

※車道を逆走するチャリ、マジ危ないからヤメテ。。。
ワタシ、アナタ、轢キ殺シソウニナル、、、