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救急救命


きゅーきゅーきゅーきゅー
“きゅう”がたくさんでゲシュタルト崩壊しそうな「救急救命訓練」を先日行いました。

 

呉市消防局から消防士の方に来ていただき、救急車の中を見せていただいたり、救急救命訓練の中でも心肺蘇生法の訓練を行ったりしていただきました。

 

大人であればどこかで一度は学んだことがあるはずの心肺蘇生法。以下の2種について実際に手を動かしながら学ばせていただきました。

●心臓マッサージ

●AED

例えば平成18年以降に免許を取った人は免許講習で必須項目になっています。事故を起こしたドライバーは応急措置をすることも義務となっています。
そのため、若い人ほど上手に出来るという、いつもの仕事内容とは違った現象も起こって面白かったです。

 

せっかくですから、学んだことを備忘録代わりにこちらに載せて共有しておきます。

 

応急措置の手順

1. 安全確認
倒れている人に近づく前に安全確認を必ず行います。
自分自身の安全が確保できない場合は、むやみに近付いてはいけません。

2. 反応確認
呼びかける、肩を叩くなどして反応を確認します。
反応がない場合と、けいれんの場合も反応なしとして以下の手順に進みます。
反応がある場合は訴えに応じた処置を行います。

3. 119番通報・AED手配
周りの人に大声で助けを求めつつ、必ず人を指定して119番通報やAEDの手配を指示します。
119番通報は自分自身が行ってもよく、スピーカーにして口頭指導を受けながら措置を行うこともできます。

4. 呼吸の正常性確認
胸と胸部を見て、動きが無い場合、呼吸が浅い場合、途切れ途切れの場合、正常かどうかわからない場合も心肺停止として胸骨圧迫の作業に進みます。

5. 胸骨圧迫
ここでいよいよ所謂心臓マッサージです。
手のひらの基部を倒れている人の胸部の真ん中にあて、その上にもう一方の手を重ねて指を組みます。
両肘を真っすぐ伸ばし、真上から垂直に胸が約5cm 沈み込む強さで圧迫します。
推奨テンポは100回~120回/分ですが、強く!早く!絶え間なく!だけ覚えていれば大丈夫です。
心臓が停止するよりはマシ。ということで、肋骨が折れるくらい、折れてでも心臓マッサージをし続けなさい。と、保険の授業で習ったのを思い出しました。
※小児の場合:両手又は片手で約2cm沈み込む強さ
乳児の場合:指2本で約2cm沈み込む強さ

ところで最近は、感染症リスク等の観点から人工呼吸はしなくて良いそうです。

6. AEDがきたら指示に従う
開けたら全部書いてあります。
電源を入れると、更に音声でも指示してくれます。
電気ショックが必要かどうか、心臓マッサージを続けるか、やめるかなど、全てAEDが判断してくれるので救急車が来るまで指示に従ってください。
生きている人に電気ショックを与えて殺してしまう心配はありません。

 

心肺蘇生が必要なほどの場合は本当に一大事です。

生死を分ける一瞬に行動できるかどうかが人の命を救うので、倒れている人を見かけたら迷わず助けなければならないと思いました。

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令和5年 12月28日~ 令和6年 1月8日 の期間、お正月休みをいただきます。

ご迷惑お掛け致しますがご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。