喫煙所のケンカ
最近はほぼ全ての施設で喫煙所以外での喫煙が禁止されています。
少し前までは公園などの屋外施設は喫煙所が設けられているところの方が少なかったようにも思いますが、随分な変わりようですね。
とは言え公園や駅などに設置されている外の喫煙所は、「分煙」とは字面だけで近くを通ればすぐにわかるくらい臭いも煙も外に漏れ出しています。
屋外で 壁一枚で 分煙て。。。(五・七・五)
そんな喫煙所付近で、先日遭遇した光景です。歩道の近くの喫煙所の脇を歩く子連れのおばちゃんがいました。
喫煙所の出入り口付近でタバコを吸っているおじさんにその子連れのおば様が噛みつきました!
「ちょっとあなた!煙が外まで出てる!子どもが吸ったら大変でしょ!!今すぐ吸うのをやめて!」
おじさんも急にそんな言われ方をしてムキになります。
「はあ?わざわざ喫煙所まで足を運んで吸ってるんだから文句言うな!」
ん~。どちらの気持ちもわかります。。。
最近の子供に対する健康意識の高さはすばらしいです。とても大切なことだと思います。
どんどん少なくなる人口。子供は大切に育てたいです。
ただしおじさんも、入り口付近と言えど喫煙所で吸っていることには変わりなく、喫煙所で吸ってるんだから問題ないというのは尤もです。
でも “喫煙所で吸う理由” というのがおじさんの頭からは抜け落ちてるんですよね。
別に法を犯さないのは “捕まらないため” ではないでしょう。
そんなレベルの低い人間はなかなかいないと思います。
信号を守る理由、物を盗まない理由、人を殺さない理由、は捕まりたくないからではないでしょう。
それを考えると、おじさんの行動もいろいろ変わってくるかと思います。
でもおばちゃんもよろしくない。
子どもにどうしても受動喫煙させたくないなら、喫煙所表示が見えたらその近くを避けて通ればよいだけの話です。
わざわざ嫌いなところに寄って行って批判しなくても。良い趣味してますね☆
そして公園の設計者!
通路のど真ん中に立ちはだかるように設置された喫煙所はさすがに設計が悪いでしょ。
起こるべくして起きたトラブル、むしろこのトラブルを起こすために設置した喫煙所と捉えられても仕方がない設計です。
みんな悪くてみんないい。 ーカネコー
最近の喫煙者の肩身の狭さは尋常じゃないです。
じゃあ辞めればと言うのでしょうけれど、それでも辞めれない。というか辞めたくないんですよ。
(私、喫煙者じゃないから知らんけど。)
みんながもう少しだけ人のために 自分の行動を改めると、もっと素敵な世の中が出来上がるんだと思います。
自分のことでいっぱいいっぱいの時にこそ、人のために少しでも時間を取った方が、心に余裕が生まれて物事がうまくいくという研究データもあります。
大変な時に人のために動くことで 頭がクリアになるそうです。狭まりつつある視野を広げるというか。
ということで「自分の為に」 人のためになる行動をしようと思います!!