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何してる人?

初対面の人と話す機会は学生時代は4月のクラス替えや進学の時くらいでしたが、大人になってからは割と日常茶飯事です。

 

取引先の担当者が変わった時、
社外の研修会へ行ったとき、
大きな会社の場合は社内研修でも初対面の人と会う場合も。
あとは居酒屋のカウンターでたまたま隣になった人や、
子どもの習い事の保護者同士など、
様々なところで初対面の人に出くわします。

 

私の場合は社外研修へ出ることが割とよくあるので そこで自己紹介をすることがあるのですが、
この自己紹介ができるかどうかで その後の流れが大きく変わってきます。

 

初対面で一番気になるのは表題にもあります「何してる人?」です。

これを間違いなく話せたら自己紹介は完璧と言っていいでしょう。

一点注意が必要なのは、少なくとも自己紹介のタイミングでは「何をしていたか」はあまり話さない方が良いということです。

どうせ会話の中で過去のことは聞かれることになります。

話が長ければ長いほど、話の中の本当に伝えたい内容の印象は薄くなってしまいますので、なるべく”今”何してる人かを伝えるようにしましょう。

 

 

では例を出してみましょう。

「私の名前はふわちゃんです。Googleピクセルを使っています。」

完璧です!さすがふわちゃん!!!

 

これの何が完璧かと言うと、まず自己紹介の前にジャブの様に “消しゴムマジックで消してやる” など、スマホの話で盛り上がった後の自己紹介ということで、
聞き手が「え?何、その機能?すご!それ i phone?」と聞いてくるのを見越しての自己紹介なんです。多分。

“ふわちゃんの名前” と “Googleピクセルを使っていること”、それから “そのスマホの特筆すべき機能” くらいしか情報はありませんが、とても印象に残るCMです。

 

 

これ、例えば取引先のギヤ屋さんの担当者さんが変わった時の自己紹介では

「私の名前はハマダです。濱田製作所に勤めています。御社のギヤは胡麻焙煎機を動かすのに使わせてもらってます。」

になります。きっと自社のギヤがどう使われているかが聞きたいと思います。

 

 

子どもの習い事の保護者同士の自己紹介では

「私はハマダの父です。濱田製作所と言う畜糞処理の機械や胡麻を焙煎する機械を作っている会社に勤めています。」

自分が聞いてほしい、触れてほしい話題を自己紹介に盛り込むのが良いと思います。

仕事の話がしたくなければ趣味等好きなことに関して話せばいいと思いますし。

 

 

ということで、次は趣味の話を盛り込んだバージョン。

「私はハマダの父です。親子共にディズニーが大好きで、先日もディズニーランドとシーに遊びに行ってきました。」

 

 

こんな感じ。

ただ、これは一言自己紹介の場合。

もう少し時間をもらえるのであれば、それぞれを組み合わせて話しましょう。

「私の名前はハマダです。濱田製作所と言う畜糞処理の機械や胡麻を焙煎する機械を作っている会社に勤めています。趣味の方はディズニーが好きで、先日も家族旅行で行ってきました。」

 

更に時間があれば説明を肉付けしていきながら、具体的な仕事内容を話すでもいいし、ディズニーリゾートでのエピソードトークをしてもいいと思います。

 

 

自己紹介では「相手が何を聞きたいかを想像する事」が大切だと言われていますが、
同じくらい「自己紹介の後に何を聞かれるか」も大切になってきます。

会話のキャッチボールを誘発する自己紹介ができればいいと思います。
キャッチボールの為には、まずボールが投げれなくては、ボールが取れなければなりません。

だからこそ「濱田製作所」という謎の組織の名前をポンと出すのではなく、そこは何をしている会社か、ということまで伝える必要があるんです。

質問が出やすいところまで落とし込んで伝えることが重要です。

 

 

という、ブログを書いている 私です。 よろしくお願いします。

誰よりも長い自己紹介になっちゃった!