台湾X
先日、台湾出張に行ってきました。
今回は、あれ?そいうえば中国twitter禁止されてなかった?というお話です。
日本人の我々からすると台湾は一つの国というイメージが強いですが、オリンピックやワールドカップなどでは「Chinese Taipei」と表現されることもあります。
パスポートも中国とは別にあって、通貨も違って、文化も違うけれど、世界的には中国の中の台湾です。
台湾を正式に国と認めている国は13カ国しかおらず、日本やアメリカも認めていません。
(非政府間の実務関係として事実上の外交は行っています。)
これはとてもシビアな問題で、中国と台湾の戦争を実現させないためにも、どっちつかずな対応という形をとっています。
これについては、調べたらたくさん出てきますので専門家ではない私からはこの辺で。
そんな台湾と中国ですが、中国の大きな特徴の一つに独特なネット環境が挙げられます。
くまのプーさんが全面禁止!などのニュースは見たことがある方も多いと思いますが、それだけではありません。
中国で禁止されているwebサービスとその代替
1. LINE
初っ端からこれが使えないと連絡手段が途絶える日本人多数のラインです。
代わりの中国系アプリは「we chat(微信)」です。LINEペイのようなサービスもあり、支払いなどもできるそうです。
ただしwe chatを使っている日本人なんてほぼいないので、メッセージアプリとしてのみの使用であれば、中国にいる間はskypeやyahoo!メールは使えるみたいなので、こちらを代用するのが良いかと思います。
2. Google全般
Google検索もGmailもGoogleマップもGooglePlayストアもGoogle翻訳も、、、
全て使えないのでご注意を!
ネットが助けてくれるしなんとかなるっしょ!と思っている方は、そのネットを使えない可能性があります。
代わりのアプリは「Baidu(百度)」です。Googleのように、翻訳やマップサービスもあるのでこちらは観念して百度を入れた方が良さそうです。
3. その他SNS、動画サイト
今回の題名にもなっているX(twitter)も使えませんし、Instagram、facebookも使えません。
代わりのものは「weibo(微博)」です。
あとはYoutubeやニコニコ動画も見れないので「bilibili動画」で暇をつぶすしかありません。
唯一「TikTok」だけは見ることができるそうです。
で、そんな中国と違うのが台湾のネット事情です。
台湾に行っている間も現地から会社公式のInstagramとtwitterを更新していたとおり、SNSは使えますし、ホテルに帰ってからは家族にLINEで連絡を入れたり、Youtubeを見て暇をつぶしたりできていました。
ではなぜ同じ国と主張する中国では禁止されているものが、こんなにも使えてしまうのでしょうか?
答えは簡単で、それだけ台湾が独立しまくっているからです。
ネット環境の規制も中国本土と台湾では全く違うようです。
(台湾ではむしろLINEペイがバリバリ使えたり、マツモトキヨシやファミリーマートがハバをきかせていました。)
なにはともあれ、日本と同じアプリを便利にいろいろと使えて本当に助かりましたので、他の国に行く際はくれぐれもご注意ください。
Google翻訳最高!!