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ストーリー

だいぶ暑さも落ち着いて、それどころか朝晩は冷え込むようにさえなってきて、すっかり秋ですね。

「読書の秋」

だからというわけではないですが、私は本が好きです。
移動中やちょっとした待ち時間などに電子書籍を良く読みます。
昔は2~3冊大抵カバンに入れていましたが、最近は本を持ち運ぶのも楽になりました。
分厚いハリーポッターも全巻持ち歩けるくらいです。

 

以前全く本を読まない友人と話した際「一冊読み切れない」という話を聞きました。
私は一冊を読み進める際、続きが気になってどんどんページを進めていくので、とても印象的だったことを覚えています。
読まない。ではなく、読みたいのに長続きせず読めない。とのことだったので、
その友人には漫画をおすすめして、読めたじゃん!と自信をつけてもらいました。

そして一冊読むと次は続巻が気になったり、あるいはまったく違う本に興味が移ったりしながら様々な本を読み進めていきます。
そうすることで、様々な本、様々な文に巡り合うことができます。

 

特に小説や漫画を読むときは作者によって表現や言い回しが全く違ったりするのでそこも面白く、また語彙力もマシマシになった気分にもなれます。

 

読書に関して雑食だった私が電子書籍を読むようになって身についた習慣がひとつあります。

それは、同じ本を何度も読むこと。

 

元々はストーリーが気になるから本を買っている節もあり、早く読み終えることのできる漫画などは自分で買うことも少なく、友人から一度読ませてもらえればそれで満足。という感じでした。
数少ない自分で買った本も読み終わった後はどこか本棚の奥深くに封印していました。

 

しかし、電子書籍になってからはアプリを開くたびに自分の買った本の表紙を見ることになります。
読み終わってから少し時間が経った後に改めて表紙を見ると「あー!この本面白かった奴!」と思い出します。
最初の数ページだけ。。。と本を開くと案の定面白くて最後まで読んでしまいます。

 

今までは新しいことを知ることがストーリーの楽しみ方だったのに対し、何度も読んでいる本はその後の展開はわかっているんですが、どこまで細かい描写をしてあるか、今まで気づかなかったけどこれは次巻の伏線だったのか!など、より解像度の高いところで楽しめている気がしています。

 

この世には本があふれていて、今日も百冊以上の新刊が発売されています。

新しい本を読む、新しいことを知るのはとても楽しいし有意義なことですが、知っているはずの事の中に見つける新たな発見や、読むタイミングによって異なる感想を抱く自分自身を認識するのもとても有意義な時間になるかと思います。

せっかくの読書の秋、こういった多角的な読書の楽しみ方もいかがでしょうか?