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たまご消費量

たまご食べてますかー!

たまごは元気の源、元祖スーパーフードです。

 

食料自給率の低い日本で唯一、いや、二つ、食料自給率が高い食品があります。
お米と卵です。

 

卵の食糧自給率は驚異の96%!

高タンパクであり、コレステロール値を低下させ、C以外の全てのビタミンを含んでおり、9種類の必須アミノ酸を含んでいる卵。
更には日本の卵は世界でも稀にみる、生食できる卵です!

 

そんな卵の2022年、国別、年間一人当たりの消費量が先日国際鶏卵委員会(IEC)から発表されました。

一位 メキシコ   392個
二位 日本     339個
三位 アルゼンチン 322個
四位 コロンビア  317個
五位 ロシア    295個
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六位 アメリカ   279個
10位 中国     254個
18位 韓国     230個

 

日本は2位で一人当たり339個/年消費しています。

日本の鶏卵協会は一日二個食べましょう!と推奨しているので、目標にはまだまだ遠く届いていませんが、さすが栄養や食文化に精通する日本人。高い順位をキープしています。

 

ただし、この発表から見えるのはそれだけではなく、昨年高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が世界の鶏卵消費量に大きく影響したことが見えてきます。

2014年から2020年まではコロナにも負けず、毎年右肩上がりの増加傾向で推移していましたが、2021年、2022年と2年連続で前年を下回っています。

2020年7月から2023年1月までにHPAIによる総処分羽数は約2億6800万羽に上るとされており、これまでの「HAPIを見つけたら周りも含めて殺処分」では限界を感じつつあるようです。

当初はワクチンを打つとウイルスがより強くなってしまうという懸念もありましたが、ウイルスが強くなってしまったからワクチンで予防する。という考え方に切り替える必要もあるかもしれません。

今年もHPAIが流行したら溜まったものじゃないです。
スーパーの卵は高級品になってしまいかねません。

日本の誇るべき文化の一つ、高品質な卵をこれからも成長させていきたい!