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雷[いかずち]

ピカッ!ゴロゴロ~

雷は季節を変える合図とも言われていて、先日落ちまくった雷も多少の涼しさを運んできてくれた気がします。

ですが、田舎の雷は

ピカッ!ズドン!!

ピカッ!バァーン!!

と、かなり攻撃的な耳をつんざくような落ち方をして耳と心臓に悪いです。

田舎とか実はあんまり関係なくて、近ければ近いほど後者の聞こえ方に近いというだけなのですが。

 

この「雷」という字は皆さんどう読んでいますか?

かみなり?いかずち?似た言葉に「稲妻」もあったりしますが、使い分けできていますか?

使い分けるほど雷の話をすることが無いでしょうか。

 

かみなり

かみなりの語源は「神鳴り」です。
字の如く、神が鳴らすものと考えられていました。

 

いかずち

いかずちの語源は「厳つ霊」です。
こちらも字の如く、荒々しく猛々しい神のイメージを持っていたようですね。
ということで、まずはかみなりといかずちはほぼ同じ意味。使い分ける必要もなさそうです。

 

いなずま

これは稲妻と書きますが、実際お米の稲に関係のある語源です。
稲が実る時期に多いことからこの名がつけられ、雷が多い年は豊作だ!とも言われます。
これは迷信ではなく、雷の電流が大気中の窒素を土壌に固着させ作物に対して良い影響を与えると科学的にも証明されています。
また、雷とは違い稲妻は光自体のことを呼びます。

 

実は雷、俳句の季語にもなっています。

雷は夏の季語。稲妻は秋の季語です。

 

ところで雷というのは、本来馴染みが薄いもののはずです。

雨などと比べ頻度も低いですし、雲と雲の摩擦、水蒸気の粒同士の摩擦による静電気で起こるなんて言われてもあんまりピンときません。

しかし、これほどまでに雷が日本人に浸透したのはきっとあの黄色い電気ネズミのおかげだと思います。

サトシが主人公のお話は26年の歴史に幕を閉じたみたいですね。
モンスターボールに入らずに隣に連れて旅をするというのも正に相棒!という感じがして良かったですよね。

このブログも26年続けられるといいなあ。続くったら、続く。