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自作er

じさかー と読みます。

PCを自作する人のことをこう呼びます。

 

Amazonや家電量販店で買うのではなく、パーツを一つ一つ選んで購入し組んでいく。
興味のある人にはたまらない趣味なのですが、大半の人はなんとなく難しそう。
で終わってしまうと思います。
というか、PCを自分で作るなんて相当PCに詳しいんだね!となると思います。

今日のブログは、自作PCに多少興味があるけどちょっと難しそう…
と思っているあなたを沼に落とすための記事です。

さて、まず大前提。
パソコンって、画面のことじゃありません。
モニターの横にある【あの箱】がパソコンです。
例えば家で使うPCなんてテレビがあればモニター要らなかったりします。

で、自作PCというのは、【あの箱】の中身をいじって作ることです。
【あの箱】の中身
●CPU
パソコンを動かす脳みその部分です。
intel core iシリーズにしとけば間違いないよーとか intelでもceleronはやめとけーとか
少し詳しい人なら聞く言葉だと思います。
少し前まで安くて使えるレベルの価格帯はAMDのryzenがコスパ良しと
新時代を作りかけましたが最近またintel coreが巻き返し気味です。
ちなみに2年前のcore i5 と最新のcore i3 の能力は、ほぼ同等です。

(●CPUクーラー)
CPUについてくることもあります。
CPUが熱くなってオーバーヒートするのを防ぐものです。
CPUの能力が高ければ高いほど爆熱になりますので、クーラーが必須になってきます。
特に熱効率の良いファンや水冷クーラーなどでヒエッ冷えにするのが自作erの腕の見せ所だとか。
普通に仕事などで使う分にはCPUについてくるリテールクーラーで十分です。

●マザーボード
人間で言うと胴体の部分でしょうか。
これにいろんなものを取り付けていきます。
CPUなど内部的な物から、LANケーブルやマウス、キーボードなどもマザーボードに刺しています。
これもローエンドからハイエンドまで様々なモデルがありますが、ハイエンドになればなるほど刺せるものが増えるという認識で大丈夫でしょう。

●メモリ
作業スペースに例えられることが多いです。
デスクの机の上。
これが大きければ大きいほど、同時にできる仕事が増えます。
一つだけでも作業スペースをたくさん使うソフトなどは、最悪メモリが小さいと起動しません。
普通の人は8GB、少し余裕を持ちたい人は16GBで十分だと思います。

●記憶領域(HDD、SSD)
記憶しておく部分です。
最近はクラウド化によってあまり大きな記憶領域が必要無くなってきました。
SSDにすれば早いですが、HDDより値段が高いです。
SSDにもめちゃくちゃ早いM.2とあんまり早くないSATAがあり、もちろん遅い方が少し安いです。
あと、2TB以上など大きな領域が必要な場合は、まだまだHDDが現役な感じがします。

(●グラフィックボード)
自作する人の多くは動画を作ったりゲームをしたりする方が多いと思います。
そんなあなたにグラフィックボード略してグラボ。
グラボの役割は画面に表示させる部分の処理です。
CPUに似たことをするのですが、こちらは映像専門です。
ハイエンドになると映像を綺麗に映す事が出来、ゲームなども綺麗に映す事ができます。

●電源ユニット
電源です。
これが意外ととっても大事なんです。
市販のパソコンで電源がつかない事があれば、この部品を変えるだけで元通りになることも!

●ケース
PCの顔!箱自体のことです。
自作するなら一番こだわるべきだと個人的には思っています。
PCは黒だけじゃないんです。
前側または上側に電源ボタンやUSB差込口が付いています。
DVDなどディスク差込口は絶滅しかけています…

※どれを選んでも良いわけではなく、付けられない組合せが数多くあります。
だからこそ何に使うかを明確にして、一番こだわりたいのはどこかを決めてから選び始めるのが良いと思います。

このゲームがサクサク動くようなPCが欲しい。
動画編集ソフトがカクつかないレベルのPCが欲しい。
など、用途から使いたいグラボ、CPUを決めていくのが本当は良いのでしょうけれど、私のようにただPCが作ってみたいだけ。と言う人もいるかもしれません。
そんな人へのおすすめは CPU または マザーボード から決めていくことです。

今回実は会社のPCが一台不調で買い替えを検討し、結果自作しました。
そのときの選び方を次回の記事ではご紹介しようと思います。