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畜糞処理 part2

第2章 畜糞処理の種類

シリーズでお伝えしております畜糞処理のお話。

第1章では畜糞の種類について、主に肥料や堆肥として利用する際の特徴をお伝えしました。

前回の章の最後に少し触れましたが、今回は発酵や乾燥など、畜糞処理の種類について深堀していきます。
様々な処理方法がありますが、主に以下の4つに分類されます。

1) 発酵

微生物の分解で成分を変化させる。
“腐る”という言葉と対になるが、実際起こっている現象は同じ。
人間にとって良い方向に変化すれば発酵。悪い方向だと腐敗。
糞処理の観点から見ると、一番処理に時間がかかり、臭いが出る。
設備導入費用は安い。

2) 乾燥

生糞から水分を飛ばして乾燥させる。
生糞の成分がそのまま肥料として残りやすい。
糞処理の観点から見ると、処理に燃料が必要。(ですが、弊社の設備では…?
臭いが出る。ただし、密閉設備が多いため臭気対策設備を設置すれば脱臭は容易。
最も量をこなせる処理方法。

3) 炭化

酸素が足りない状態で燃焼して炭を作る。
生産される炭化肥料は臭いが無い。
畜糞処理の観点から見ると、処理に燃料が必要。
排気ガスのばいじん対策が必要。

4) 焼却

糞を焼いてしまうため、残るのは灰のみ。もちろん無臭。
糞処理の観点から見ると、処理に燃料が必要。(ですが、弊社の設備では…?
排気ガスのばいじん対策が必要。
良い設備なら焼けば臭いは出ない。
最も減容化率の高い処理方法。
処理量に規制がある。

鶏糞、豚糞、牛糞はそれぞれ水分量や発熱量が異なり、更には農場規模によっても推奨される処理方法は異なります。

濱田製作所では 今なにがしたいか!
例:肥料として販売したい
例:とにかく量を減らしたい
例:生糞のまま処理したい   など
を教えていただければ、最適な処理を御提案などしております。

畜糞処理でお悩みの方は お問い合わせフォームより お気軽にご連絡ください。