時間の波をつかまえて

時間を飛ぶ電車、デンライナーも
勉強机の引き出しの中のタイムマシンも
タイムトラベルで全世界を魅了したデロリアンも
時間旅行いいなぁ!
行くなら過去?未来?
などと妄想を膨らませてくれます!!
が、時間旅行ってたぶん思った以上に大変ですよ。
ってお話をしていきます。
私はオタクなので、毎クールアニメを見ます。
(クールというのは1~3月、4~6月、7~9月、10~12月をそれぞれ1クールとし、1年間で4クールあるという数え方です。
これはアニメに限らず、ドラマやバラエティなどの番組編成も1クールを1単位として切り替わっていきます。)
クールとクールの間では、新クールアニメの宣伝番組が始まります。
10月7日放送開始!放送直前スペシャル!!
みたいな番組です。
こういう番組で、声優さんの情報やアニメの内容を軽く確認しながら「次クール何見ようかなー?」と思案します。
で、この番組が放送されるのは10月1日、番組が収録されたのは9月中旬、番組の中では10月7日に放送予定の映像をちょい見せしつつ、このアニメのアフレコをしたのは数か月前。。。
こんがらがってきました?
時系列順に並べます。
7月頃 アニメのアフレコ
9月中旬 直前スペシャルの収録 ←出演者イマココ
10月1日 直前スペシャル放送 ←我々イマココ
10月7日 アニメ本編放送
なんかもう、軽いタイムトラベル気分じゃないでしょうか?
実はこういうの、番組内でも話題になることがあり「時空の歪み」なんて呼ばれ方をしています。
そしてこれの歪みは我々の本業にも牙をむきはじめます!!
例えば採用業務。
採用担当者の脳内では、日々以下のようなSF映画並みのタイムトラベルが行われています。
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現実の時刻: 2026年 5月
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ターゲット: 2028年卒の学生(※まだ大学2年生)
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イベント内容: 「2026年夏のインターンシップ」の告知
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資料に記載する次回お知らせ: 2027年1月冬インターン
「えーっと……いま5月だから、今年の夏に来る再来年卒業の2年生に向けて、先月作った資料を使って『来年』の話をしている……?」
タイムマシンに乗ったドラえもんでも酔いそうなタイムラインですね。
時空の歪みが引き起こす「怪奇現象」
この「未来のタイムラインを生きて過去に言葉を届ける」という過酷な時間跳躍は、時に悲劇を生み出します。
① 「季節感の崩壊」問題
8月の猛暑日に汗だくになりながら、「冬のイベント(1月開催)」の原稿を書く広報担当。 「コートが恋しい季節になりましたね♪」とキーボードを叩きつつ、額には大粒の汗が。 脳が「寒さ」と「暑さ」の板挟みになり、自律神経が時空の狭間に吸い込まれます。
② 「語尾の過去・未来迷子」問題
「〜でした」「〜予定です」
原稿を作っている頃にはまだ終わっていないイベントについて過去形で書かなければならなかったり、未来に向けて、さらにミライの話の原稿を書いたり、最後の語尾で過去形、未来形が変わってしまう日本語は、文章の最後の最後まで気が抜けない作業になります。
タイムトラベラーたちに捧ぐ
ということで、我々は知らず知らずのうちに「時空を超越する高度な概念」の中で生きているのかもしれません。
アニメの番宣で「来週スタート!」と言っている声優さんも、採用イベントで「再来年の皆さんのキャリア」を語る人事も、みんな現代に生きるタイムトラベラーなのです。
逆転時計(タイムターナー)が無くても、電話レンジ(仮)が無くても、自由に時間を飛び回れます!
ということで、そろそろ懐メロでも聞きながら再来年のための原稿を書く業務に戻るとします。
では、未来で待ってます。