風が吹けば桶屋が儲かる

風が吹けば桶屋が儲かる
この言葉は有名ですが、風が吹いた後、どうなってどうやって桶屋が儲かるか、繋げて話せる人は今の時代にどれくらいいるでしょうか?
強い風が吹く
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砂埃が舞い上がる
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砂が目に入って失明する人が増える
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当時の目の不自由な人の代表的な職業、三味線弾きが増える
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三味線の材料の猫皮のために猫が大量に捕獲される
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天敵の猫がいなくなりねずみが増える
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家々の桶をネズミがかじりまくる
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桶が壊れて使えないので桶を買う人が急増する
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桶屋が儲かる
これ書いていて思いましたが、令和のコンプライアンスにいっぱい引っかかりそうですね。。。
株とかする人はまさにこの上流から下流を読む目が鋭いんだと思います。
近年の風桶例をいくつか挙げてみましょう。
流行病でペットが儲かる
銀行が潰れてデータが儲かる
AI登場でグラボが儲かる
ちょっとキャッチーに書きすぎてなんのことやら分からないですね。
もう少し説明を加えます。
① 流行病でペットが儲かる
コロナによってペット業界が儲かるという仕組み。
1. 2020年、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、外出禁止令が出される。
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2. 人々が家に閉じ込められ、友人や同僚と直接会えない「社会的孤立・強いストレス」を感じ始める。
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3. 「家での癒やし」「孤独感を埋めてくれる存在」として、ペットを飼い始める人が世界中で急増する。
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4. 在宅勤務が定着し、「毎日家にいて世話ができる」という環境が整うことでペット飼育のハードルがさらに下がる。
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5. 抱っこや散歩など家族同然に過ごす時間が増え「ペットのヘルスケア」に対する意識が高まる。
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6. 家族同然のペットに対し、安価なエサではなく高品質なフードやサプリメントにお金を惜しまない「ペットの人間化」が進む。
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7. 人間の医療と同様にペットの高度医療の需要が爆発する。
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8. 家畜向けではなく「犬猫専用の高度なバイオ医薬品・ワクチン」を持つ動物用医薬品メーカーに世界中から注文が殺到する。
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9. ペット医療費の高騰に伴い飼い主たちが「ペット保険」に一斉に加入し始め、保険市場も急速拡大する。
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10. 世界最大の動物用医薬品メーカー「ゾエティス」などの株価が高騰し、ペット関連市場が空前の大バブルとなる。
② 銀行が潰れてデータが儲かる
リーマンショックの影響でビットコインが大成功。
1. 2008年、リーマン・ショックにより世界金融システムが崩壊の危機に瀕する。
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2. 各国の中央銀行が経済を救うため、前代未聞のペースでお札を刷り増す。
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3. 世の中に出回る紙幣の量が増えすぎた結果、「通貨の価値が下がってしまうのではないか」という懸念が生まれる。
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4. 「国や銀行の都合で勝手に枚数を増やせず、プログラムで発行上限が決まっている資産」としてビットコインが開発される。
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5. コロナ禍でさらに世界中で大規模な給付金・金融緩和が行われ、世界的な「ハイパーインフレ」が発生。実物資産の値段が跳ね上がる。
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6. ウクライナ情勢など地政学リスクが高まり、一部の国で自国通貨の暴落や銀行口座の資産凍結が現実のものとなる。
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7. 富裕層や機関投資家が「政府のコントロールが及ばず、国境を越えて持ち出せるデジタルゴールド」としてビットコインに価値を見出し始める。
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8. 米国などでビットコインの「現物ETF」が承認され、個人だけでなく年金基金や巨大ファンドの綺麗な投資資金が流れ込みやすくなる。
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9. 4年に1度の「半減期(新しく発行されるビットコインの枚数が半減する仕組み)」が重なり供給が急減する。
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10. 結果、1枚数円だったビットコインが1,000万円超まで高騰する。
③ チャッピー登場でグラボが儲かる
Open AIのChat GPT公開によるAI時代の突入により、GPUメーカーNVIDIAが大儲け。
1. 2022年11月、OpenAIが「ChatGPT」を公開。
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2. 世界中で空前のAIブームが巻き起こる。
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3. 大手IT企業が市場の主導権を握ろうと、一斉に自社AIの開発競争をスタートする。
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4. AIに賢い回答をさせるには、膨大な量のデータを学習させる必要があると判明。
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5. 従来の汎用CPUでは処理速度が追いつかず、並列計算に長けたGPUが必須になる。
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6. 巨大IT企業たちが巨大な「AIデータセンター」を世界各地に建設し始める。
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7. AI向けデータセンターに耐えうる高性能GPUを製造できる企業が、世界に実質1社しかないことが浮き彫りになる。
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8. 世界中のビッグテックが「いくら金を払ってでもGPUを売ってくれ」とNVIDIAに押し寄せ、数ヶ月〜数年待ちの争奪戦が発生する。
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9. NVIDIAは値上げを行っても注文が止まらず、売上高・利益ともに異次元の急成長を記録する。
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10. AIアプリの勝者が誰になるか決まる前に、AIの「基盤」を独占していたNVIDIAの株価が爆発。時価総額で世界トップへ上り詰める。
それぞれ、一見関係なさそうなところで吹いた風に乗り、最終的に大成功をおさめています。
見えない風を読む力、見えてきた風に乗る勇気、そして突風になった風に巻き込まれない防災意識。
風桶は昔の話ではなく、今も起こり続けている現代の話でもあります。
私も風が吹いた瞬間に、桶屋までは手が届かないまでも、猫屋を開きたいものです。
(今の時代、猫皮が批判されて売れなくて、大失敗するところまでは予測できています。。。)