リモートワークの使い方
ものづくりの会社であるからには、完全テレワークの会社にすることはとても難しいことです。
ただし、全員がテレワークをできないというわけでもありません。
例えば育児休業から復帰までの慣らし期間、介護をしながら設計業務等、できることもいくつかあります。
弊社では育児休業を長く取れる取り組みを行っています。
特に男性社員に多いのですが、1週間だけ、1か月だけの育児休業を取る人、取ろうとする人がいます。
意味ないです。
ちょこっと休みたいだけではなく、育児のために休業をしたいという申し出が育休です。
足りないでしょ、全然!
ということで、少しでも長く取ってもらうよう会社からも打診しますが、様々なことが障壁になってきます。
その一つに「復帰しづらさ」があります。
長い育休を取るとなれば、業務を他者に引き継がなければなりません。
問題はその後です。
帰ってくるとき、引き継いだ仕事を返してもらわなければならないわけですが、それもお互いにとって意外と大変な仕事です。
引き継いだ側としては、引き継いだ当初は増えた業務量に大変な思いをしていましたが、ようやく軌道に乗って慣れてきた仕事量を変更するとなった時
「どれをどう返そう?」
と悩むことでしょう。
育休を取った側としても、長く休んだ後にようやく仕事復帰。
育児でかなり働いていた!とは言っても、やはり仕事についていけるか不安でしょう。
そんな悩み・不安を解決するためにも弊社では、リモートワークを挟みながら少しずつ慣らしていく、という施策を行っています。
リモートワークには様々な使い方があります。
使えるもんは使っとこ。精神でなんでもやってみる弊社ですが、この使い方のリモートワークが弊社にはマッチしていたように感じています。