NEPTUNE 4 pro
ギリシャ神話の海の神、ネプチューン。
ONE PIECEではしらほし姫のお父さんとしても有名じゃもん。
ではなく。
海王星、ネプチューン。
太陽系第8惑星。現在では太陽系で太陽から最も離れた惑星として知られています。
実は土星のように輪っかもあり、惑星自体は青色をしています。
木星のようにガス惑星で、水素、ヘリウム、メタン、アンモニアが主成分。メタンが赤色の光を吸収するため惑星の色が青色に見えます。
でもなく。
NEPTUNE の名を冠した3Dプリンターの話です。
購入したのは2年ほど前、前回のIPPSに向けて導入しました。
ブースでは ARで見せて驚いてもらう! というようなことをやっていたのですが、当時、ブース外にも展示スペースがありまして。
そこでAR展示はなかなか難しく、設備自体は体育館いっぱいになるような大型のため、設備も持ってこれず、それならばと模型を製作しようと思い立ったわけです。
3Dプリンターには粉末状の金属を使って金属製品を作り出せる高価なものから、1万円アンダーで変えるものまでピンキリですが、
弊社では製品として大々的に売り出すつもりはなく、治具や模型などちょっとしたお手伝い程度に使うつもりなので、必要最低限の性能が備わっていればOKという気持ちでした。
× 選ばれたのは 綾鷹 でした。
〇 選ばれたのは NEPTUNE 4 pro でした。
・コストパフォーマンス
・エラー時に検索して情報がすぐに見つかるか
という2点で考えた結果、こちらの3Dプリンターになりました。
印刷速度が速く、ノズル温度が高温なこと、印刷ベッドの中心部と周りで2か所のヒーターがついていること、大きいもので200㎜ほどのサイズまで印刷可能なこと、その割に値段がそこそこ。
というところも選択理由です。
ということで、届きましたー!
どんどん組み立てていきますが、こいつ↑が本体です。
倒したりひっくり返したりしながらアクロバティックに組み立てます。
フィラメント切れ検知やファンをつけて、完成です!!
水平性を確保するキャリブレーションの後に、テスト印刷をしてみて、、、
上手く印刷できました!!
※ちなみにこの船、3Dプリンターの能力を試すためにしばしば用いられるもので、#3DBenchyと呼ばれるCreativeTools社が作ったものです。
3Dプリンターは下から積層構造で作っていくので、本来は宙に浮いた部分や頭でっかちの部品は不得意です。
ただ、少々であればせり出して作ることも可能で、この3Dプリンターはどの程度大丈夫か等がこの船をつくれば一目でわかります。
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