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タテヨミ

ネットサーフィン、電子の海など、なぜかインターネットって海に例えられるんですよね。

なんですかね?あれ。

と思って調べてみたら、インターネットの膨大な情報量を海に見立て、情報の海を波から波へ渡っていくサーフィンに見立ててネットサーフィンと呼ぶようになったとのこと。

 

 

そんな情報の海から得たデータは物理的な重さがないため、持ち運びに適しています。
ということで、読書は電子書籍派の私ですが、漫画も基本的には電子書籍がメインです。

今回は電子書籍、中でも漫画についてのお話になります。

 

私は割とオタク気質で、面白い本には、作家さんにはお金を払って敬意を表したいと思っております。
そのため、電子書籍であれ本であれ、無料版、立ち読みではなく購入して読むことを選択しています。

 

実はスマホの電子書籍では無料で読める漫画もたくさんあり、今の学生の間ではむしろ無料漫画が流行っているということを聞きました。

 

その無料漫画の中に「タテヨミ漫画」というものがあるそうです。

 

スマホのような縦長画面を生かして、下に下にどんどんページを繋げていくような描き方をされている漫画で、ページをめくるのとはまた違った仕掛けもあったりして、出始めというよりはすっかり成熟した分野のようです。

 

電子書籍でたまたま購入した漫画が、原作は無料のタテヨミ漫画から。現在は一話ずつの買い切りで読むこともできます!

ということを知り、タテヨミ漫画の仕掛けを通常の書籍版に落とし込むのに苦労したという話を聞いたりもして、原作版も読んでみたいと思い初めてのタテヨミ漫画を購入するに至りました。

 

縦にスクロールするだけでどんどん次の話が読めるのは新鮮で、夢中で読み進めてしまいました。

タテヨミならではの仕掛けというのは、例えば上半分が見えていても、下にスクロールすると実は思っていたものとまったく違うものでしたーというようなことができてしまいます。

スクロールするまで隠れている、なおかつスクロールすると繋がって出てくるタテヨミならではの表現方法です。

 

そんなタテヨミ漫画を読んでいて困ったことが一つ。一話を読み終わった後、白紙のページに一言だけこんな表記が出てきました。

 

 

「めくると次へ移動します」

 

 

!?

 

 

めくるって何?!

いままで軽快にスクロールしていたところで突如として現れた「めくれ」の指示!

 

どういう操作が「めくる」に該当するの?

つまんでみる?

スマホ裏返してみる?

 

と、プチパニックになりましたが正解は右方向へフリックでした。

 

タテヨミ漫画の術中にはまってしまった感が否めませんが、楽しく読むことができたと自分では感じています。

ちなみに件の本は書籍版でもタテヨミ版の仕掛けを上手く継承していてさすが!と感じました。

とってもキラキラした青春漫画ですが私がドはまりした漫画は「氷の城壁」。

まずは一話無料の電子書籍から一歩踏み入れてみてはいかがでしょう?