春節 -旧正月-
お正月の華やかなムードもそろそろ終わり、日常が戻ってきだしました。
私も福袋や正月セールなどで、安いから!と言いながら散在する日々も終わり、少し節約気味な1月末を過ごしております。
こんな時でもあまり気を遣わずにお買い物できる庶民の味方が「Ali Express」です!
とんでもなく安いですよね!!
とんでもなく安い分、とんでもない粗悪品もあったりしますが、それもご愛嬌と言うことで。。。
と、安いと飛びつく前にこの時期のAliExpressはご注意を!
日本人はあまり馴染みが無いですが、日本以外のほぼ全ての東アジア圏では「春節」という旧正月をお祝いする長い休みに入ってしまいます。
このため、注文してもなかなか荷物が届かなかったり、場合によっては注文自体が出来なくなることもあったりします。
これはAliExpressに限ったことではなく、海外へ発注する全てのものが対象です。
大判印刷でポスターを作るときや、展示会のノベルティグッズを作るときなどにも要注意です。
この春節、英語では「Chinese New Year」と呼ばれ、今年の春節は2月10日です。
日本の三が日のように「まあ、これくらいは休むよね」みたいな日が決められており、春節休暇は2月10日~2月17日です。
こちらも日本の正月のように、大晦日や三が日の後ももう少し休むのが通例だそうで、2月8日頃から2月20日頃までお休み、つまりほぼ2月は連絡が繋がらないというのがよくあるお話みたいです。
日本も昔は旧正月を祝っていたのに、なぜこんなにも旧正月の文化が残らなかったのでしょうか?
それは、大きく分けて2つ理由があるとされています。
1つは、明治5年以降は新暦を使用し始めたから。
規律に厳しい日本人は新しくなったカレンダー通りにお正月をお祝いし、暦の上ではなんでもなくなった2月の中旬はしっかり働く。ということだそうです。
もう1つは、欧米文化がかっこいいから。
ついこの間まで着物や袴、和服で歩いていた人たちがみるみるうちにシルクハットとステッキを身に着け始めました。
欧米文化への強烈な憧れが、旧正月撤廃に大きな追い風となったようです。
日本ではなくなってしまった文化ですが、それ以外の東アジアでは今でも色濃く残っている旧正月。
今年はニュースやYoutubeなどで注目してみようかなと思います。
そして、日本に今もこの文化が残っていたらどんな今日を過ごしていたのかな?なんて考察をするのも楽しい過ごし方かもしれません。