否定と意見
それはおかしい!
だめだ!
という類の否定の言葉にアレルギーがある人っていますよね。
否定されたら聞く耳を持てないタイプ。
私はどちらかというと、肯定の言葉にこそアレルギーがある体質なんですが。
それいい!
もうそれしか考えられない!
かっこいい!
なんて言われたら、ゾワゾワっとしちゃいます。
「え?なんで?確かにいいと思って案を出したけど、
それ以外にもいいものもあって
この案にも悪いところはあるよ?」
という思考になっちゃいます。
で、否定された時も同じく、
「なるほど。おかしいですか。
どこが気になるか教えていただけますか。
ダメという選択に至った経緯を詳しく!」
と、否定に対しても興味津々です。
大体の場合”正しいもの”と”誤ったもの”があるわけではなく、良し悪しが混在している中の最適解の選択だと思います。
Aの良いところはこれとこれ。悪いところはこれ。
Bの良いところはこれ。悪いところはこれとこれ。
Aの方が良いところが多いしAにしよう。
みたいな。
必ずしも良いところが多くなくても、譲れない条件があったりもしますが。
否定と肯定が対になるような感じがしますが、実は否定と選択、肯定と選択というのも重要な見方かもしれません。
否定を嫌なものとして捉えたら 残酷な武器にさえなり得ますが、
それを成長のための、成功のための一つの反対意見として受け取れば、
次へつながる一助になるかもしれません。