人間偉すぎ

地球上で最も頭がいい生物は人類です。
イルカやカラスも頭がいいなど言いますが、そうは言っても人間ほどではないのは火を見るよりも明らかです。
学生時代にも習いましたね、アウストラロピテクス時代からどんどん脳容積が増えていき、火や道具を使えるようになってきたことが大きな転機となり、食事やエネルギー、コミュニケーションや社会性を獲得していきました。
クジラの脳はヒトより大きい
ちなみに脳容積が大きくなって頭がよくなったのであれば、デカい動物はどうなのか?
マッコウクジラの脳は約8kgあり、人間の5倍以上の重さです。
大脳新皮質の神経細胞の数も人間以上、脳のしわの密度も人間よりも更に複雑に折りたたまれています。
クジラやイルカの仲間は、実はこの頭の良さを生かして、人知れず海の中に海底帝国を築いているのです。
いや、そんなことはないです。
ただ、頭のいい動物の特徴として、暇つぶしをしたり、遊んだりするというのがあります。
クジラやイルカもそういうことをする動物ですが、人間ほどの知識量はないように思えます。
それは脳の機能を音やコミュニケーションに全振りしているから。
クジラやイルカがエコーで会話している、というような話を聞いたことがあると思います。
人間には聞こえないくらい高い音を出したり聞いたり、音の反射で深海の3Dスキャンを行ったり。
人間にはできない方面へ脳をたくさん使っているので、異なる方向で進化したみたいです。
カラスは脳のわりに賢い
一方カラスは実はあまり賢くありません。
しかし、脳の小ささのわりに賢いんです。
ほとんどの動物が活きることに精一杯、食べて排泄して、子孫を残して死にゆく中、カラスもまた遊んだり、人を馬鹿にしたりしながら人生、カラス生を楽しんでいます。
カラスの脳はサルに匹敵するという表現、一方ではサルくらい頭がいいという表現にも見えますが、他方ではサル程度でしかないということです。
頭が一番いい生物の定義
頭が一番いい生物は人間だ!と素人のような言い方をしていると、その道のプロたちに「何を持って頭がいいとするんか?」と怒られそうです。
例えばエコーで意思の伝達ができないのならイルカよりは下じゃないかとか、身一つで空が飛べるように進化していない時点で鳥類よりは下だ、とか。
ただ、私は素人らしく、だってパソコン使えないじゃん。と一蹴させていただきます。
文明が築けるというのはやはりとんでもないことで、テクノロジーを使いこなすのはとんでもないことで。
人間の凄さは、脳の機能以上の外部記憶(データや本)によって覚えきれない膨大な量のデータや遥か昔の出来事までアクセス出来得ること、過去から学ぶことで生物史で見るとかなり短い時間で進化しまくっているというところにあると思います。
賢さの代償
生物の賢さは脳の大きさだけではなく、体と脳のサイズのバランスも大切です。
人間は体重に対して脳の重さは2%程度ですが、他の哺乳類と比べると数倍から数十倍脳が重いというつくりをしています。
当然それにはデメリットもあります。
①燃費の悪さ
脳は身体の2%の重さです。
しかし、エネルギーは全身の20%を脳が消費しています。
②出産
頭がデカいので、産道を通りづらい、もしくは通らないです。
人間の出産は他の動物に比べても伴う痛みも大きく危険です。
③育児期間の異常な長さ
脳が完成するのを待っていては産道を通れないため、脳が完成する前の未熟な状態で生まれてきます。
馬やシカは生まれて数時間で立ち上がれますが、人間は1年以上歩けず、20年程守らなければ自立できません。
デメリットの解消
しかし、それでもなお脳を発達させた人間はデメリットを解消する方法もしっかり持っています。
①火の使用による外部消化
燃費の悪い脳に栄養を与えるために、火で調理を行い消化しやすい工夫をしています。
②省エネ移動
二足歩行は四足歩行より長距離移動のエネルギー効率が良いそうで。
この移動法を確立したことで省エネかつ、得意な手を使った器用な動きを同時に行うことも可能になりました。
③社会性
人間は1人で子育てするのが極めて困難な種族の為、家族や集団で子供を守り育てる、共同育児という仕組みを発達させました。
学校も社会の中、集団の中で生きていくということを鍛えるために欠かせない仕組みなのかもしれません。
ということで、人間は確かにめちゃくちゃかしこいです!
ただ、その分肉体的な強さを捨てたことになります。
飛べないし泳げないし力も弱い人間が、外敵から身を守るために家を建て、寒さをしのぐために服を着て、省エネで燃費の良い脳に効率よく栄養を送るために調理をする。
テクノロジーで弱点を見事に乗り越えました。
この賢さで「どう遊ぶか」、運よく人間に生まれたのだから、存分にその恩恵を楽しみましょう!!