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方言は書きません

外国人の話し方って、表現としてカタカナで表現することがありますよね。
「駅ニイクニハ、ドノ道ヲ歩ケバイイデスカ?」
みたいな。

でも、日本語ができる外国人とメールでやり取りする時、カタカナで送ってくることはありません。
そんな当たり前のことに、結構私は驚いていました。

あ、メールはカタコトじゃないんだ。

 

でも、これって我々地方民も同じようなことを感じられているようです。
話しているとどうしても抜けない広島弁。

標準語イントネーションでは
→ ↑ ↘→→→→→→→↘
「ありがとうございました。」
「り」で上がって徐々に最後の「た」に向かって落ちていくと思います。

一方、広島弁イントネーションverでは
→→ ↑ →→→→→ ↑ →→
「ありがとうございました。」
「が」で急に上がって、「と」から元の音程に戻って、「ま」でまた急に上がって、「した」は元の音程に戻る。

書き言葉では標準語と同じ「ありがとう」でも、声に出すとかなり方言感が強くなってしまいます。

 

方言って、①方言にしかない言葉と、②語尾の変化と、それから③イントネーションの3つがあると思います。
(ごめんなさい、沖縄便や東北弁の、地元民以外は理解できない言語は除きます。)
我々地方民は、話し言葉と書き言葉を明確に分けています。
書き言葉ではなるべく標準語を話します。
(家族ラインなどのごく限られた条件では例外的にメッセージでも方言を書くこともあります。)

 

①方言にしかない言葉

これが我々地方民が、一番注意しなければならない言葉です。

例えば岡山の「えらい」。
用法としては、「めっちゃ走ったしえらいじゃろ?」

↑紛らわしくないですか?!
疲れたという意味でも、偉かったねー!という、褒めるという文脈でもどちらでもいけるという難しさ!

愛知・岐阜の「鍵をかう」も勘違いしそうですよね。

そして勘違いとかではなく、当たり前のように伝わると思っても伝わらない言葉などは気をつけないと知らず知らずのうちに相手を困らせてしまいます。

「離合」と言う言葉は、広島では狭い道での車同士がすれ違う行為を言うのですが、そんな言い方をしない地域は意外と多いのだそう。

 

②語尾の変化

方言のイメージ第1位!

広島弁のじゃけぇ。呉弁のじゃけん。
関西弁の○○やで、○○やんなぁ?とか、語尾が普通じゃないって言い方されるやつです。
我々にとってはこれが普通なんですけど、、
逆に、これは気をつけたらいくらでも方言を出さないことはできます。

ただし、できているつもりだったことも何度もありまして、、、

広島弁はイメージ通り、「明日雨じゃけん」と言葉を〆ることが多いです。
ただ、これを直訳してしまうと「明日雨だから、、」みたいに所謂いいさし状態になってしまいます。
言ってる最中に言葉が止まった状態。
なので、標準語に直すときは「明日雨みたいだよ」と言葉自体のニュアンスを変える必要があります。

これがちょっとだけ難しく、面倒くさいです…

 

③イントネーション

これ、各地方民が標準語を話せていない主要因です。
逆に書き言葉では全く問題ない部分でもあったりします。
①と②さえ気をつけていれば、書き言葉では標準語が書けてしまうんです。

でも聞いた感じ、一番インパクトがあるのはイントネーションだったり。

東北っぽいとか、関西っぽいとか、そういうのって何気ない言葉のイントネーションの部分が大きくないですか?

 

 

ということで、書き言葉は我々地方民も割と標準語なんです!
しかし字面は書き言葉でも、意外と読ませるとイントネーションはがっつり関西弁の可能性も?

書き言葉と話し言葉の違いは、可能形と敬語を分けるら抜き言葉(食べれる、たべられる)や、い抜き言葉(やっています、やってます)など、沼は深いので、これが面白いと思う方は言語学をあたってみると、より楽しめるかもしれません。