あなたは電卓を知っていますか…?
いえ、馬鹿にしているわけではなく、順を追いたかっただけなので。
まず、こちらが電卓
MR、M-、M+がついていたり、√や%がついていたり、この電卓は多少多機能ですが、だいたい皆さんの知っている電卓だと思います。
次に、関数電卓というものを。
こちらは理系、工業系の学校に進んだ方なら知っていると思いますが、文系では全くノータッチということもあるかもしれません。
こちら、ルートや対数計算、円周率の計算ができるだけではなく、sin、cos、tanなどの三角関数、微分積分、高次方程式など、だいたい高校までの数学ならほぼすべての答えが知れる魔法の板です。
現在の計算機と言えばこの電卓達だと思います。
では、少し時を遡って…
昔の計算機と言えば?
はい、ほとんどの人が「そろばん」と答えるでしょう。

IT社会の今でも小学生向けのそろばん教室というのは健在だそうです。
そして最後にご紹介するのが掘り出し物です!
「計算尺」
私は見たことはおろか、聞いたこともない代物でした。
真ん中の部分が左右に動くようになっていて、透明な窓で目盛りを読みながら答えを求めるものです。
掛け算、割り算の際に主には使われますが、物によっては単位の換算や三角関数、累乗の計算など様々な計算ができます。
しかし厳密な数字がわかるわけではなく、有効数字三桁までで計算します。
使ってみた感想。
「電卓で良くない?」
この計算尺、電卓がない頃の便利グッズだったようですが、本当に難しい。
おそらく今の人が使うと、十中八九「こんなん使うぐらいなら筆算するわ!」となります。
これを使いこなしていた昔の人は、ただものではないッ…!
そして、計算機が進化してくれて本当に良かった…!
昨晩の地震で被災された方々には心からお見舞い申しあげると共に、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。