はまだのハーケン

前回のハーケン回、ハイキュー!!に全振りしすぎたので、ウチのハーケンについてもう少し詳しく解説します!

 

ハーケンとは、耐火材と炉壁を繋ぐ脱落防止のための鉤爪のようなもの。

こんな感じのものです↓

 

炉壁の鉄とコンクリートのような耐火材は、そのままでは綺麗に引っ付いてくれません。スポッと抜けてしまいます。

そのため、ハーケンで炉壁と耐火材を固定しています。

 

ハーケンの役割はわかったかと思います。

ではハーケン自体について、もう少し詳しくお話します。

ハーケンの先の黒い奴についてです。

これはコールタールです。

つける理由としては、ハーケン、耐火材はそれぞれ材料が異なります。

このため、高温にさらされる際や冷却される際に伸縮量や熱伝導率がそれぞれ異なります。

これにより割れが生じやすいというデメリットがありました。

特に割れやすい箇所が、ハーケンの先端部でした。

 

この割れの原因の中でも、熱の伝導をナチュラルにするためにハーケンの先にコールタールをつけて大きな温度差となるのを防いでいます。

また、コールタールを付けることで尖っていた部分を丸くすることもでき、これも割れ対策には有効な手段となっています。

 

こうして出来上がったハーケンを炉壁に溶接していくのですが、これが大変!

数百個ものハーケンを地道に確実に溶接していきます。縦横縦横、、、

 

最終的には耐火材で見えなくなる部分ですが、実はこんな果てしない作業が隠れていたんです…!

2021年06月30日