水の世紀

20世紀が石油をめぐって戦争が起きたとすると、21世紀は水の世紀になる

 

1995年に発言された世界銀行副総裁の有名な言葉です。

この言葉に続く主な例としてこのようなことが挙げられていました。

●水が原因で年間500~1000万人が死亡
●12億人が安全な飲料水を確保できない
●2025年には48か国で水が不足する見込み

 

とは言え、日本では世界と比べると全くと言っていいほど水不足などなく、水害でダムの決壊や1ヵ月ほどの日照り続きでたまに断水になる程度のもの。

蛇口をひねれば水が出るのが当たり前。

あんまり水不足には縁がないイメージです。

 

ただし世界では、厳しい水の取り締まりが始まっています。
例えばトイレ。
日本の古いトイレは一回13L使用。最近の物は5L未満が主流です。ただし、規制はありません。
中国では1回の洗浄で5L未満
オーストラリアでは1回の洗浄で4L未満
サウジアラビアでは1回の洗浄で3.5L未満と厳しい規制がかかっています。

 

ところでなぜ日本には水が多いのでしょうか?

一つは治水設備が充実していることが挙げられます。

また、そのまま使えるわけではないですが、巡り巡って海に囲まれていることも水が豊富な原因です。

使える水というのは淡水です。海水はそのまま使えません。

川の水や山が溜めている水、あとは地下水なんかが使える水として数えられます。

海の水が水蒸気になって山の方へ移動して雨を降らせる。

雨は山に吸収されたり川として流れたりしながら、また海へと戻っていきます。

ということで、海に囲まれた日本は結果として淡水を多く手に入れることに成功しています。

その淡水を有効利用すべく、ダムや浄水場など治水設備を充実させて生活を豊かにしています。

 

冒頭で世界には水がないと脅しましたが、実は2年前にアメリカで大量の淡水が発見されました。

場所はなんと海底。

大西洋岸の海底で淡水を含んだ巨大な帯水層が発見されたとのことです。

しかも世界を調査すれば同様の帯水層が発見される可能性は十分あり得るとのことで、世界の水不足解決に大きな一歩を踏み出しました!

2021年07月14日