うるう年。
いや、今年は違いますよ?
夏季オリンピックの年、4年に一度ある、うるう年。
はい、間違いではないですが、それではやや足りません。
うるう年には3つのルールがあります。
ルール
その1:西暦が4の倍数の年がうるう年
その2:100の倍数のときは例外でうるう年でない
その3:400の倍数のときは例外の例外でうるう年である
ほ、ほう。。。
なんだかわかったようでわかってないようなので、例を出してみます。
その1に則って、2020年はうるう年
(夏季、東京オリンピックの年ですね!)
その2に則って、1900年はうるう年ではない!
(第2回パリオリンピックが開催された年なのに!)
その3に則って、2000年はうるう年
(夏季、シドニーオリンピックの年ですね!)
このように、私の頭は今オリンピックでいっぱいです。
ゴホン。
このように、必ずしもうるう年は4年に一度ではないようです。
2000年が例外中の例外だったなんで知りませんでした。
だって一周まわって、結局普通に4年に1回うるう年があったんですもの。
では、このうるう年はなぜ必要なのか。
太陽の周りを地球が1周する時間を1年としたとき、
実際には地球は太陽の周りを365.2422日で回るそうですが、皆さんご存知、1年は通常365日と定めています。
このギャップを埋めるためには、400年に97回、うるう年がなくてはなりません。
このため、あのような3つのルールが設けられているようです。
計算式
うるう年の割合をxと置くと、
1年の平均日数は
365(1-x)+366x=365.2422
x=0.2422
≒97/400
うるう年の割合は400年に97回となる。
ここまで一生懸命話してきましたが、もう一度言います。
今年はうるう年ではありません。