お手入れ2(グローブ)

7月は革のお手入れ月刊です!

と、突拍子もない発言から始まったこの企画、前回は導入編と言う感じでしたが、今回はグローブのお手入れについて書いていきたいと思います。

 

グローブは繊細であるはずの革製品にもかかわらず、150キロ近いボールを受け止めたり、芝や土に擦り付けたり(スライディングキャッチ)なかなかハードな環境で使用されます。

一般的に革製品と聞くと、ダンディな大人が財布や革靴、カバンなどを丁寧にメンテナンスしながら使っているイメージでしたが、このグローブに関してはがきんちょから良い革を使っています。

意外と革製品って丈夫なんですね。そういえばランドセルも革の物もありますね。

 

グローブは買ってすぐと、使い込んでからのお手入れはやり方が全く違います。

買ってすぐのグローブは、硬くて微動だにしません。

なので、買ってすぐはグローブを柔らかくする必要があります。

(ホームセンターなどで売っている合皮や薄い革のものは最初から柔らかいですが。)

買ってすぐのグローブにはドロースと呼ばれる、グローブオイルを塗りこんでいきます。

表面はもちろん、網や紐にも塗っていきますが、ベッタベタに塗るのではなく、薄く延ばすように塗ってしっかり乾かすことが重要です。

そしてキャッチボールをしたり、ボールを入れたグローブを縛ったりしながら型を付けていきます。

 

で、ある程度使える程度まで柔らかくなってからが大変です。

 

●泥汚れをしっかり落とす

●オイルをつけて乾燥しないようにする

●型を崩さないようにする

●塗りすぎて重くならないようにする

●これ以上柔らかくならないようにする

 

体育倉庫のグローブを体育で使用したことがある人は覚えがあるかもしれませんが、カサカサでぺちゃんこのグローブでボールを取ろうとしたら、ボールにグローブが負けてグニャンと曲がることがあります。

これは、まあ、グローブが柔らかくなりすぎているんですよね。

それ以外にも山ほど原因はありますが。

で、上記の箇条書きの下2つが特に重要。毎日手入れをしたら、柔らかくなりすぎたり、グローブが重くなっていつもの感覚と違ったり。

カバンやお財布と違って土の上でハードに使われるものなので、必ず泥汚れが付着します。

にもかかわらずオイルを塗ってやらないとカピカピになってしまうという、難しい奴なんです。。。

 

まずはグローブや革靴など、革製品のお手入れにいつも使っているグッズをご紹介します。

(画像が暗くてすみません。。。)

1.ブラシ(ダイソー)

2.スポンジ(ダイソー)

3.タオルの切れ端

4.マルチクリーナー(ハイゴールド)

5.レザーケアクリーム(ミズノプロの四角い方)

6.レザーケアクリーム(ミズノプロの丸い方)

7.カラーストロングオイル オレンジ(ミズノ)

8.カラーストロングオイル ブラック(ミズノ)

9.ラナパー

10.靴クリーム(黒)

11.シューキーパー

 

では、お手入れ用品の説明です。

 

1.ブラシ

広島が誇る100円ショップダイソーの靴グッズコーナーで見つけました。

本格的なものを買おうとすると1,000円を超えるものもあります!

ダイソーの物は毛の長さが短いので、少しブラシがけしづらいです。

しかし、何といっても安さがいい!!

泥落とし用、ホコリ落とし用、仕上げ用と、数種類買えるメリットがあります。

ちなみにグローブの場合、泥落としやホコリ落としには毛の固い豚毛ブラシがおすすめ。

逆に革靴などのホコリ落としには箒のようにさっと払い落とせる馬毛ブラシがおすすめだそうです。

豚毛ブラシは革靴の場合、クリームを延ばす際に使われたりもします。

 

 

2.スポンジ

スポンジは片面が硬くない物が本当はいいと思います。

用途としてはクリーナーやオイルを塗る際に使うのですが、細かいところをやる際に裏面で皮を傷つける可能性があるため、両面ふわふわの方がいいと思います。

私はスポンジでは広い面を塗るときにだけ使っていますので、裏面が硬いタイプを買いました。

細かいところは綿棒などを使うこともあります。

 

 

3.タオルの切れ端

これは本当に何でもいいです。

塗りすぎたクリーナーやオイルを拭き取る際に使いますので、埃をかぶっていたりしなければなんでもOK。

 

 

4.マルチクリーナー

1番のブラシでは落としきれなかった汚れをクリーナーを用いて落とします。

革製品にも流用するならスクラブが入っていないタイプがおすすめです。

こちらのハイゴールドのマルチクリーナーはグローブ、スパイク、エナメルバッグなどにも使え、スクラブも入っていないので私はグローブにもスパイクにも、それから革製品にも使用しています。

 

 

5.レザーケアクリーム(ミズノプロの四角い方)

このクリームがすごいんです!

これは買ったばかりのグローブには全く向かないクリームなのですが、何といっても革を柔らかくせずに保湿できる!

化粧品由来の成分で、指で直接塗っていくスタイルのこちらのクリーム、革にのせたときの延びもいいんです。

経年変化を楽しむ人には向かないかもしれませんが、かばんやお財布など、シャキッとした革のまま使いたい革製品にもおすすめです。

 

 

6.レザーケアクリーム(ミズノプロの丸い方)

上の物と同じ名前で丸いヤツもあるのですが、こちらは柔らかくする成分(オイル)がたっぷりなので、柔らかくして使いたいグローブや革製品には丸い方がおすすめです。

 

 

7,8.カラーストロングオイル

私の持っているグローブはオレンジと黒。黒はまだ目立たないですが、オレンジなんか、スライディングキャッチでもしようものならかすれて薄くなった色が目立ってきてしまいます。

そこでこちらのカラーストロングオイル。私はもう塗料のようなつもりで塗っています。

ただしこちらは革を柔らかくしてしまうので塗りすぎにはご注意を。

 

 

9.ラナパー

これは革製品のかばんなどのお手入れに使われるものです。

最後の仕上げに塗ってあげると保湿、防水効果なども期待できる、ドイツ生まれの天然由来のレザーケア製品です。

ただ、こちらも塗りすぎにはご用心。やりすぎちゃうとシミになったりするようです。

お手入れを一通り済ませた後、おまじない程度に薄く延ばしてやると、、、

テカリます。

別に艶出し効果があるわけでは無いみたいなんですが、グローブにつけるとなぜかとても発色がよくなってテカりました。

ここで注意点。

ラナパーは蜜蝋ですので、塗るとコーティングのような形になりラナパーの上からはクリーム等浸透しませんので、必ず仕上げに塗ってください。

また、防水性能は塗ってすぐというよりはしっかり風に当ててからが本番のようです。

グローブなどは練習終わりにお手入れして、次の日まで風を当ててから使うと思うのでなんら問題はないと思います。

あ、あとラナパーは木の家具にもいいそうです。こちらはネットの情報で試していないので何とも言えませんが。

 

 

10.靴クリーム(黒)

これは黒い革靴を磨くため……ではありません!

茶色い靴の先の方が濃い色でグラデーションになっているの、ありますよね。

あれをするために使います。(アンティーク仕上げと言います。)

 

11.シューキーパー

革靴のお手入れの際に中にモノが入っていないとぐにゃぐにゃして上手く磨けません。

そこでこいつの出番!

間違っちゃいけないのは、雨の日に帰ってきたときはこれではなく、新聞紙を入れること。

また、靴箱に入れておく際にはシューキーパーはいらないということ。

革靴を靴箱にぐちゃぁっと押し込むことは無いと思うので、お手入れをしたら外しちゃって大丈夫です!ということで、一足分あれば十分です。

 

と、今回はここまで。

ここで紹介したモノたちを使って、次回いよいよグローブのお手入れをやっていきますよ~!

2020年07月08日